高高度気球
成層圏(高度10km~50km)まで上昇できる特殊な気球のことです。一般的な気球は、バーナーなどで温めた空気を球皮と呼ばれる袋状の部分に送り込んで浮上しますが、高高度気球は、水素やヘリウムなどの空気より軽い気体を利用することで、成層圏まで浮上できます。
これまで高高度気球は、気象観測や地球の撮影に活用されてきましたが、近年では成層圏まで人を運ぶ “疑似”宇宙旅行の手段として注目されています。すでにツアーの参加者募集が始まっており、宇宙旅行の新たな選択肢として期待されています。