【1日目】和歌山県・紀南エリアの「宇宙」を存分に味わう

「『スペースポート紀伊』射場見学特別ツアー」と題し、初めて一般ゲスト向けの特別見学が実現した本ツアー。日帰りコースは販売開始30分(!)で売り切れたというほど注目度の高いツアーに、SpaceMate編集部が参加。1泊2日コースにて、スペースポート紀伊の見学はもちろん、“ロケットの町”として活気づく和歌山県串本町と那智勝浦町を満喫してきました。
新大阪駅から宇宙への旅路がスタート!
旅は、新大阪駅からバスに乗ってスペースポート紀伊がある串本町へ向けて出発! 3時間半の長旅ですが、バスの中では今回のツアーを企画したUSPジャパン・新津さんによるトークで盛り上がり、時間を忘れるほど。

初となる「スペースポート紀伊」射場見学ツアーを企画した、株式会社USPジャパン代表・新津研一さん。ロケットと町の人に魅せられて、串本町に和歌山オフィスを構えたという強者です
スペースポート紀伊設立の裏話や、1号機・2号機発射時の現地のリアルな様子、宇宙港ができたことによる町のにぎわいなど、ここだけの話が続出しました。

バスの中ではカイロスロケットの特別解説動画も上映。地元、串本古座高校出身の清野健太郎さんが解説をしていました

サプライズで、カイロスロケット型風船のプレゼントも!参加者みんなでテンションが上がった瞬間でした
本州最南端の串本町、その少し東側に位置する那智勝浦町。その間にある浦神半島にスペースポート紀伊は建設されました。太平洋に面した立地は、ロケット打上げの安全性を確保しつつ、地球の自転の勢いを活かせる東方向への打上げに最適な場所なのです。
この場所に宇宙港設立が決定したのは2019年。当初は日本各地が基地の候補地として挙がっていたそうですが、立地条件と地元からの強い歓迎があり浦神半島に決定しました。

バスは海沿いを進み、串本町から臨む太平洋も。この海の上をロケットが飛び立ったのですね!
バスの中では、USPジャパンの新津さんが興味深い話を始めました。
「地球をりんごに例えると、りんごの実の部分が地球本体で、私たちが住んでいる大気圏はりんごの皮一枚分ほどの薄さしかないんです。人間が生活し、呼吸している空間は、地球全体から見るとほんのわずかな表面部分だけなんですよ。宇宙は遠いところだと思われがちですが、実際にはすぐそこにある。地上から上に100kmも行けば、もう宇宙空間なんです」
宇宙は遥か彼方というイメージがありますが、実は地球の表面からわずか100km程度で「宇宙空間」に到達するのです。りんごの皮の厚さほどの空間で私たちは生きているということ。スケール感が一気に変わるお話ですよね!
「串本海中公園」で海の世界を感じる

串本町に到着したら、まずは「串本海中公園センター」へ。公園内の水族館は “海中トンネル”が有名で、水の生き物が頭上を優雅に泳ぐ姿は、宇宙の浮遊感を彷彿とさせます。

こちらの水族館の特長は、目の前の串本の海でくらす生き物だけを展示しているところ。館内には約500種・5,000点もの生き物がいて、実際に外の海で見られる生き物たちと出会えます。

この辺りの海は特にサンゴが豊か。その価値が認められて、1970年に国内で最初の海中公園に選ばれました。さらに2005年には、サンゴ礁の海として国内で初めて「ラムサール条約湿地」にも登録されるほど、世界的にも注目される場所なんです。

施設内の水槽は、サンゴが元気に育つように天井をガラス張りにして、たくさんの日光が入るよう工夫されています
水族館では特別なバックヤードツアーに参加。サンゴをはじめ、串本に住む海の生き物について見て、触れて、リアルな体験とともに学びます。



また、同水族館は、1995年に世界で初めて人工飼育下でアカウミガメの繁殖に成功したことで知られ、この日もウミガメがたくさん。希少な赤ちゃんウミガメとも触れ合うことができました。手のひらにすっぽりとおさまるほどの大きさで、元気いっぱいに手足を動かしてくれます。


ロケット発射見学場にもなっている「旧浦神小学校」
カイロスが真上を飛んだ串本の海を体感した後は、「旧浦神小学校」へ。「スペースポート紀伊」でロケットの発射がある際には公式見学場にもなっている、那智勝浦町の小学校跡地です。

発射場から約1.6kmの距離にあり、敷地内にはほぼ原寸大のカイロスロケットのモニュメントがあります。ここで記念撮影を行い、お昼は地元の食材を使ったツアーオリジナル弁当をいただきました。
モニュメントはなんと町の有志が土木資材なども使って自ら制作したものだそう。町全体でロケットの打上げを応援している様子が感じられます
テレビアニメにもなったウェブコミック作品『宇宙なんちゃら こてつくん』の主人公・こてつくんがサプライズで駆けつけてくれました! こてつくんは、那智勝浦町宇宙・ロケット打上げ応援アンバサダーに就任しています
お弁当は、生まぐろ水揚げ量日本一を誇る那智勝浦港で獲れたまぐろと、郷土料理・秋刀魚寿司をはじめ、地元食材が満載。写真右下の揚げ物は、さきほどの「串本海中公園」の水族館にもいた魚・ウツボ。この辺りでは素揚げや天ぷらでよく食べられるそうで、香ばしくポリポリとした食感が楽しいです。

コラーゲンたっぷりのウツボ。串本町・那智勝浦町周辺ではお菓子などでも販売もされており、お土産にすればユニークで喜ばれそう!

お弁当をつくってくださったのは、 地元の人気レストランBAR「Elcamino delpoeta(エルカミーノ デルポエタ)」。那智勝浦町出身で魚屋の娘である奥さまと、詩人のご主人が夫婦で営んでいます。ツアーのために特別なお弁当を用意してくださいました
いよいよ「スペースポート紀伊」へ!
午後は、本ツアーのメインスポット「スペースポート紀伊」の見学へ! 特別な許可を得て取材しており、一般の入場は今回が初めてです。「スペースポート紀伊」の見学中は、スペースワン株式会社 スペースポート紀伊副所長の佐藤さんが案内をしてくれました。

「スペースポート紀伊」は、宇宙ベンチャー企業「スペースワン株式会社」が運用する日本初の民間宇宙港。「スペースポート紀伊」という名前には、「宇宙への扉を開き、宇宙と地球を繋ぐ新たなゲートウェイとして鍵(キー)になるロケット発射場」という意味も込められているそう。

2024年3月、12月とこれまでに2回ロケットが打上げられています。いずれも成功には至らなかったものの、2020年代半ばには年間20機の打上げが計画されています。施設があるのは、太平洋に面した山間の一角。約15ヘクタール(東京ドーム約3.2個分!)という広大な敷地にロケット打上げ射点、ロケット組立棟、総合指令棟などが建っています。

今回見学できたのは、発射の痕跡が残る煙道やロケットが打上げられた射点付近と、総合指令棟です。
打上げの際、ロケットの煙を外に逃がす「煙道」では、2024年12月に打上げられた際に高温で黒く焦げたコンクリート壁を間近で見学。2秒で約3,000度に達するという、ロケットの燃焼ガスの威力を感じます……!


続いて、バスの中から見学したのは、発射の際、まさにロケットがここから飛び立つという「射点」と、ロケットの組み立てや点検を行う「ロケット組立棟」。射点整備棟で4つに分けられたパーツを射点で1本にしてロケットを組み立てます。射点整備棟は高さ20mと、8階建てのビルに相当する大きさで、写真やテレビなどで見るよりも実物のほうが大きく感じました。

写真奥に見えるグリーンの建物が「射点整備棟」で、その奥に見える建物が「ロケット組み立て棟」
総合司令塔の前でも記念撮影。総合指令棟には管制室があるそうです。この場所からロケット発射の合図が行われているのかと思うと感慨深く、改めてロケット打上げにはたくさんの人の力と想いが込められているのだと実感しました。

【関連記事】スペースポート紀伊の建設を担当した清水建設のインタビューはコチラ
帰り際には、那智勝浦町からサプライズでお土産も! 「スペースポート紀伊」のガイドブックやオリジナルのレジャーシート、那智勝浦オリジナルこてつくんトートバッグなどをいただきました。

「宇宙ふれあいホールSora-Miru」で宇宙を学ぶ
興奮冷めやらぬ中、1日目の最後に訪れたのは2025年4月1日オープンの「宇宙ふれあいホールSora-Miru」。ツアー限定で、オープン前に特別先行入場させていただきました。

実はここ、元々は串本町古座分庁舎だったそうで、ロケットが町に来たことで大規模改修を行い、ロケットや宇宙について楽しく学べる施設へと生まれ変わったそう。ロケットが町に賑わいをもたらしていることがよくわかりますよね!

入口では「カイロス2号機」の10分の1の模型がお出迎え。噴煙に乗って記念撮影ができます
館内は、1階にロケットや宇宙について楽しく学べる「ロケットミュージアム」や宇宙関連書籍を所蔵する図書スペース「星空ライブラリー」、3階にはロケットの打上げ映像を8Kで上映する「スペースシアター」を備えています。シアターでは実際のロケット打上げの様子を上映する予定で、今後の3号機打上げ成功への期待が高まります。

1階、図書スペースの「星空ライブラリー」。ロケットのフェアリングがモチーフになっています

1階、ここにしかない特大サイズの「ほぼ日のアースボール」。スマホやタブレットで連動して操作ができるAR地球儀です

3階「スペースシアター」。広々とした空間でゆったりと映像を楽しめます

3階「スペースシアター」。カイロスロケットの打上げ映像などを上映予定
目玉は、やはり1階の「ロケットミュージアム」。ミュージアム内は6つのテーマゾーンに分かれており、それぞれに工夫を凝らした展示内容が魅力です。

入り口には実際のカイロスロケットの直径と同じ直径サイズの円筒形スクリーン。打上げ映像が投影されています

クイズ形式で「ロケットが串本に来た秘密」を学べるコーナーや、スペースポート紀伊の地形ジオラマも設置。実際の位置関係を目で確認できるようになっています

ロケットに関わる仕事の紹介も。宇宙飛行士だけでなく、ロケットの整備士や搬送スタッフ、営業・広報などさまざまな人が関わっています

ロケットの内側はどうなっている?何が入っているの?という疑問に答えてくれる模型。正面のデジタルデバイスを左右に動かすことで、ロケットの内側を透視できます

約9割が燃料と酸素を積んでいるというロケット。では、その順番は? 可視化するとどのくらいの量なの? という好奇心を満たすパズルも

人工衛星が私たちの暮らしをどのように支えているのかがわかる展示も。ここでは自分で色を塗った人工衛星の塗り絵が、天井に投影されます!

ロケットや宇宙のことを楽しみながら学べるコーナーばかり。子どもも大人も楽しめる空間です
スタッフさんおすすめの“映えスポット”がこちら。カイロスロケットが発射し、オレンジ色の煙が出ているように見える、躍動感のある写真が撮れます。

最も見逃せないのは「スペースポート紀伊バーチャルツアー」。普段は一般の方が立ち入れないロケット発射施設の内部を映像で見学できる貴重なコーナーです。ロケットの組み立て工程や発射管制室の様子など、通常は目にすることができない施設内部の映像が上映されています。雨の日でも施設の全貌を知ることができる、まさに「ソラミル」の目玉スポットです。

エントランスには、宇宙をテーマにした人気漫画『宇宙兄弟』のパネルも。『宇宙兄弟』は串本町のロケット公式サポーターを務めており、パネルの背景に描かれた景色は、同町のシンボルともいうべき橋杭岩と、その上を空高く飛ぶカイロスロケットです。


六太(ムッタ)と日々人(ヒビト)の胸元のエンブレムは、ロケット発射をイメージした町のオリジナルのロゴマークと発射場「スペースポート紀伊」の公式エンブレムのイラスト。細かい部分まで見逃せません!
大満足の見学を終えると、サプライズで串本町からお土産が!「串本の水」は平成の名水百選、日本清流百選に選ばれた古座川から取水しているそう。


ツアー参加者を歓迎するため、休日にもかかわらず駆けつけてくださった町のみなさん。帰りもバスが見えなくなるまで手を振って見送ってくれました
宇宙ふれあいホールSora-Miru
住所
和歌山県東牟婁郡串本町西向359
営業時間
9:00〜17:00
定休日
毎月第3水曜(祝日の場合は営業)、12月31日〜1月3日
※2025年4月1日オープン
本州最南端、太平洋を見渡す高台ホテルに宿泊
ロケットと、ロケットのある2つの町を満喫したツアー1日目は終了。
串本の太平洋を一望できる高台にあるリゾートホテル「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」に宿泊して、おいしい料理と温泉を楽しみ、翌日に備えます。

部屋と露天風呂からは美しい海と紀伊大島、橋杭岩も望めます。

売店では、宇宙グッズも販売中。町全体でロケットを歓迎している様子が伝わってきます。

メルキュール和歌山串本リゾート&スパ
住所
和歌山県東牟婁郡串本町サンゴ台1184-10
電話
0735-62-7771(代表)
【2日目】和歌山の大自然でロケット打上げ体験!
2日目は「宙に想いを馳せる旅」をさらに深く体験できる1日。和歌山の壮大な自然の中でモデルロケットの打上げ体験をしながら、宇宙と地球の不思議な関係性を肌で感じていきます。
「潮岬」で水平線を見ながらモデルロケット打上げ

向かったのは、本州最南端の岬として知られる「潮岬(しおのみさき)」。その絶景スポットにある広場からは、太平洋の水平線が270度見渡せる圧巻の眺めが広がります。天気の良い日には水平線のカーブが見え、地球が丸いことを実感できる場所でもあります。

専門スタッフの指導のもと、まずは小型モデルロケットの組み立てからスタート。実際のロケットに比べれば小さいですが、この体験を通して、ロケット打上げの原理や面白さを感じられます。

ロケットのエンジンにあたる、火薬を入れる筒を作成中。切ったり貼ったり、サイズを測ったりと、さながらロケット設計に関わる職人さん気分です。


着地に必要なパラシュートを筒の中に収納したり……。

土台を付けたり……。

火薬をつめて……、なんだかロケットらしくなってきました!

オリジナルのモデルロケットが完成! かなり上手にできたのではないでしょうか?

そして、いよいよ打上げの瞬間。「上空よし!低飛行物体なし!」とみんなで指差し確認を行いながら、参加者が一体となってそれぞれの打上げを見守ります。

「無事に飛んでくれますように……」祈りを込めます
「5、4、3、2、1、ゼロ〜!」の掛け声と共に、ロケットが空に向かって飛び立つ様子は、スペースポート紀伊での本物のロケット打上げを小さなスケールで体験しているよう。モデルロケットとはいえ、かなりの迫力に大興奮です!


打上げ成功! 無事、パラシュートが開き、きれいな着地を見せました。


「潮岬観光タワー」では、カイロス関連のグッズが豊富にそろっているので、ロケット好きなら必ず訪れたいスポットです。




潮岬観光タワー
住所
和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706-26
電話
0735-62-0810
営業時間
9:00~17:00
※レストラン 10:30~15:30(L.O.15:00)
定休日
年中無休
「古座川一枚岩」で星の神秘と大地のパワーを感じる

続いて訪れたのは、国の天然記念物に指定されている「古座川一枚岩」。高さ約100m、幅約500mもある巨大な一枚岩は、約1500万年前の南紀熊野の大規模な火山活動の時、マグマが地表に噴出する際の通り道で火山灰などが固まった火砕岩からできたもの。一枚の岩盤としては、日本最大級の大きさと言われています。
過去から未来へ、そして地上から宇宙へ。時間と空間のつながりを感じる場所ですね。

雨の日は霧に包まれて幻想的な雰囲気になります

晴れの日の古座川一枚岩
画像提供:道の駅一枚岩モノリス

紅葉の古座川一枚岩
画像提供:道の駅一枚岩モノリス
岩の一部を触れさせていただきました。一枚岩の表面がなだらかなことからも分かるように、岩の一部も私たちがよく見る岩よりも滑らかな印象。一枚岩は柔らかく加工のしやすい石でできており、「宇津木石」と呼ばれこの地方で古くから石材として利用されてきたそうです。

ここで昼食タイムとなり、「道の駅 一枚岩 モノリス」で、古座川の食材を使用した特製弁当をいただきます。メインのジビエは鹿肉。特製液にしっかり漬け込んでいるそうで、驚くほど柔らかくておいしかったです!


「道の駅 一枚岩 モノリス」では、一枚岩と穏やかな古座川の絶景を眺めながら、食事を楽しむことができます

2年に1回、秋に一枚岩をスクリーンにした映画祭を開催している「道の駅 一枚岩 モノリス」。2025年は10月18日に予定されているそうなので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか
画像提供:道の駅一枚岩モノリス

古座川町の方々がつくった農産品やクラフト商品も販売。写真は、個人で作品をつくられているというご近所の方のもの。ロケット打上げを応援したい気持ちで作ったそうで、周辺でしか購入できない貴重なアイテムです
道の駅 一枚岩 モノリス
住所
和歌山県東牟婁郡古座川町相瀬290-2
電話
0735-78-0244
営業時間
夏季(3~11月):平日 9:30~17:00/土・日・祝日 8:30〜17:00
冬季(12〜2月):平日 10:00〜17:00/土・日・祝日 9:30~17:00
定休日
Webサイトでご確認ください
“ロケットの町”の未来に想いを馳せて

今回のツアー通して、改めて「宇宙は遠い存在ではなく、身近に感じられるものに変わってきているんだ」と体感。とくに、町の方たちが宇宙を身近に感じ、宇宙との距離感を縮めているのが印象的でした。
新津さんも、「一般的にロケット開発といえば技術者や理系の専門家の世界と思われがちですが、ここでは農家のおじさんや高校生までもが宇宙やロケットの話をするんです。町全体が宇宙に興味を持ち、関わっている雰囲気があります」と、実感を込めて語ってくれました。

「スペースポート紀伊」を中心とした“ロケットの町”の誕生は、単なる観光資源ではなく、地域の歴史や文化、そして人々の生活と深く結びついて発展していくもの。そんな未来への期待を胸に、ツアーは幕を閉じました。
新津さんによると、今回のツアーのように、スペースポート紀伊の見学と地域の魅力を組み合わせた体験は今後も企画されていく予定とのこと。「宙に想いを馳せる旅」は、まだまだ始まったばかりです。
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※この記事の内容は2025年3月25日時点の情報をもとに制作しています