地球観測衛星
地球の気象や環境を観測することを目的に打上げられた人工衛星です。地球観測衛星が収集するデータからは、地殻変動や地表面温度、降雨状況、森林や海洋の状況など、多様な情報を得ることができます。
これらのデータは、天気予報など私たちの日常生活に欠かせないサービスで利用されているほか、ハザードマップの作成、インフラ設備の監視や老朽化の確認、自然活動の監視など、災害対策でも用いられています。たとえば、東日本大震災の際には、地球観測衛星のデータを活用し、迅速な被災状況の把握が行われました。