光学衛星
光学衛星は、光学センサを搭載した地球観測衛星で、簡単にいうとカメラのようなものです。宇宙からフルカラーで地球の様子を撮影することができ、天気予報などで用いる雲の動きなどはこの光学衛星の情報をもとにつくられています。
一方で、光学衛星は太陽光に照らされた地球表面を撮影することから、夜間や雲に覆われたエリアの地上の撮影が困難という欠点もあります。この課題を補うために、昼夜・天候に関係なく地上を観測できるSAR衛星(電波を利用した地球観測衛星)と組み合わせて運用されることが多くなっています。